信州上田…田舎暮らしの宿チセ(仮) 開業目指してます

信州上田移住者がゲストハウス開業を目指しながらゆるい日常を書いてます

リゾバ回想記…長野県1年目…そして2年目へ

気づけば11月…この月は忘れもしない長野県へ逃げてきた月でもある…はやいもので逃げてから1年目終わり…2年目がスタートしょうとしてるがここで少し1年前を思いだし書いていこう…
ちょうど2017年の10月ぐらいだったかな…私はとある夢を追っかけ専門学校もでたのだが人生そないにうまくいくわけもなく就職もできず派遣で働きながらのらりくらりしてたのだがこの時、専門学校からの圧がすごかったのと実家からちゃんと正社員で働けだの言われて精神的に滅入っていた…そんな時に一番アホな考え全てから逃げるが頭に浮かびリゾートバイトなら人の少ない所に行けるかなと思いだし…即、行動に移したのだった…
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しかし、時期的になかなかリゾバが無かったが長野県の白馬村のホテルか白樺湖のペンション二つを選べる事になり何となく移住も考えていたので町が近い白樺湖のペンションにしたのだが後々、大変なことになったな…
手続きを済ませ早速、車に荷物を積み込み苦手な高速をひた走りついたのは長野県茅野市…ぶっちゃけ田舎…不安になりながら町を抜け山道にさしかかりやっとの思いでついたのは長野県茅野市立科町にまたがる白樺湖だった…季節は11月だったが雪はもう降っていてすごく寒かったのを覚えてる…しかも白樺湖からさらに蓼科山へ向かう道を登りついたのが私が働いたペンションだった…ペンションと言いながら200人以上泊まれるので厳密にはホテルだったな
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中に入りほどほどに挨拶を済まし案内されたのは私の住むことになるバックヤード寮だった…名前の通りペンションの中に寮があり調理場の人間はここで暮らすのだが部屋は狭く六畳あるかないかの部屋にベッド、テレビ、洗面台、クローゼット、冷蔵庫があるだけ…先輩いわく快適な柵のない牢屋だった…風呂と洗濯機、トイレ、食堂は別だったがほぼ、誰かに必ず会うのでプライバシーは無いにひとしかった…
そんな中…仕事が始まり…仕事も休館日以外は朝昼夜のシフト制でほぼ仕事してたな…私は調理場補助…皿洗いが主だった最初は先輩が2人に石川県からのリゾバの子が1人だったが後からメンバーが変わり嫌になったのも辞めた原因の一つだったな…
仕事は一1番長くいる先輩…この方もリゾバだったのだが大学院までてリゾバしてるのは今も謎だな…しかしこの先輩がいたから仕事もしやすかったのは言うまでもない…の指示で動いていた…
皿洗いはしたことある仕事で楽だったがたまに調理場の補助もあったのと毎日の掃除は辛かったな…
もう1人の先輩はあんまり教えてくれんかったし…お金たまったら海外に高飛びしてたな…
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仕事をしていく中で調理場の方とも仲良くなってきたが食堂のおっちゃんが苦手やったなすぐに手洗いとか食事も見られてるので長くはとれなかったな…食べ過ぎも注意されたな…ちなみに調理場の仕事なんで朝はお客様の食事が先なので何時も10時に朝、12時に昼、シフトによるが20時に晩だったので昼を抜くのが多かったが仕事場は標高1600㍍超える場所…カロリー消費が激しかったのか何時もの2倍は食事してたがお腹いっぱいにはならなかったな…閉鎖空間のストレスもあったな…菓子もありえんぐらい食べたな
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そんな日々が1ヶ月続き調理場のお兄さん、おじいちゃんとも仲良くなった…このお兄さんがむっちゃええ人でよく食べ物を奢ってくれたり近くに別荘をもっていたのでよく、休みの日はみんなで集まり呑みまくっていたな…
おじいちゃんもええ人で唯一の中華料理の料理人さんだったのでよく中華料理をつくって食べさせてくれたり…調理場の余り物をよく晩御飯に持ってきてくれたな…
しかし、慣れるとやな事もたたおきていた…車を持っている人が少なかったのでアッシー君確定になっていたので休憩は先輩をコンビニへ…30分かかる…休みは先輩…もしくは他の人が必ずついてきてやはりプライバシーなし…茅野市まで1時間30分かかる…これはツラかった
そんな日々を1~3ヶ月続き…真冬が来てほぼ、ペンションから出られなくなった…外は凍結…-20℃いく日もよくあったな…そうすると休みになると部屋にこもるか皆で集まり話すぐらいしかやることがなくなるのだが私はいる人達によく将来、移住について話していた…皆、何かしら悩み思いを持っていたが深く聴くのは暗黙の了解でタブーだったが長野県についてはいろんな話をしてくれて…私は上田市の事に大変興味がでてきたのだった…サマーウォーズを思いだしたのもでかかったな…それから何回か上田市に何とか出向き車で約2時間30分…最初の派遣会社で仕事…今のアパートを決め移住する事になるのだった…
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別れの朝は案外、さみしく…先輩もさみしかったのか冷たかったが挨拶を済ませ私は約半年のリゾバ生活を終えたのだった…書きたい事はまだまだ、あるがとりあえず、ペンションは閉鎖的で現代の生活が懐かしくなったのは言うまでもない…リゾバは辛い事も多かったがこの経験があったから今、いろんな人が集まる場所…ゲストハウス開業を目指すきっかけになったのだと思う…今は遠くに見える蓼科山を見ながら先輩達の健康を願いながら私も自分らしくがんばろと思い2、3年と時を重ねて信州上田の1人として生きていきたいと思う…ありがとございました。